​診療理念

 ある人が「病院で診てもらおう」と思い立った時、その人は自分の体のどこかに具合の悪いことがあって、あるいは何か心配になる症状があって、意を決して病院やクリニックを訪れます。

 初めて病院を訪れるとき、患者さんは「先生に会ったらこれを話そう」といろいろと考えて自分の頭の中に話したいことを準備するか、覚えきれないときは言い忘れが無いよう紙に症状や経過を書き出して持参する人も居ます。待合室でドキドキしながら順番を待って、さあ診察室へ呼ばれました。そして対面した医師が、あなたの話をろくに聴いてくれなかったらどうでしょうか。ろくに話を聴かず、持参した紙に目も通さず、すぐに検査をしたり、分かりにくい医学用語を使った簡単な説明で、「はいお薬出しておきますね。」で終わるのはいかがなものでしょうか。

 私はこの点がとても大事だと思っています。

 私は初診の患者さんの診察では、患者さんが話したいだけ話し終わるまで最後まで聴きます。患者さんの症状が何から来ているのか、診断するうえでさらに私が知りたいことがある時は、私からいろいろと質問させていただきます。整形外科を受診する症状は痛みやしびれ、腫れなどが多く、こういう症状はその方の職業や趣味や運動と深く関わっていることも多いので、お仕事や運動などについても質問させていただきます。ふだん履いている靴や、通勤通学の手段や、住んでいる家の環境なども大事です。いろいろしつこく深く突っ込んで質問しますが、支障のない範囲で教えてください。

 

 レントゲン写真の説明および傷病の説明は、出来るだけ専門用語を使わず、分かりやすい言葉で説明します。分かりにくい病名や、長い病名、聴いたことも無いような珍しい病名などは出来るだけメモ紙に書いてお渡しするように心がけています。

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​※院内に猫はいません。